2008年08月07日

不登校政策へのアピール

 この佐賀大会のエンディングで、「不登校政策へのアピール」を発表しました。

[PDF版はこちら]
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不登校政策へのアピール

 私たちは、昨日、本日と二日間、ここ佐賀県嬉野に全国から約五百名が集い、不登校について学びあい、交流しあいました。

 毎年開催しているこの夏の全国合宿は、主として親の会がつながっている「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」と、主としてフリースクール等がつながっている「フリースクール全国ネットワーク」の二つのNPO全国団体が協力しあって実施しており、すでに十九回目を数えます。子ども達の参加も百八十名、子ども達自身の実行委員会によるプログラムをもち、楽しく交流し遊び、不登校について語りあいました。

 そして閉会するにあたり、アピールを発表したいということになりました。

 まもなく、今年も、文科省より学校基本調査の発表が行なわれることでしょう。昨年は、五年ぶりの増加で十二万七千人になったこと、中学生は調査開始以来の四十年間で、生徒総数にしめる割合が過去最高を記録しました。その年その年の数の増減はともかく、十万人もの大台にのぼる小中学生たちが、子どもがもつ学ぶ権利を国・社会が保障する義務教育期間に学校に行かない、行けない状態でいます。高校の不登校・中退もいれれば、学校制度と距離をとる子どもの数は二十万人近いといえます。

 この状況に対し、二〇〇三年、「不登校問題に関する調査研究協力者会議」にもとづき国の方針が出され、ここ五年全国的に、学校復帰を目指す政策が強められました。「不登校ゼロ作戦」や「不登校半減政策」など、登校圧力が強まった地域は全国各地に及び、新潟では十三家庭に督促状が出されるなど、子どもや親の気持ちを無視した学校復帰への対応がとられてきました。

 私たちは、全国の経験から、学校復帰を当然視する考え方と対応が、不登校の子どもやその家族を、どれほど追いつめたか、また不登校はあってはならない存在と見られ、どれほど自分でも罪悪感やひけめに苦しんだか知っています。

 体の不調、ひきこもり、家庭内暴力、神経症、自傷行為、無気力に見える生活も、これらの状況と無関係ではありません。一方、休むことの大切さを理解し、不登校の子どもの今を受け止め、家庭を安心できる場とし、子どものニーズにより、学校以外のフリースクール・居場所やホームエデュケーションなどを活用して自立していった子も、かなりな数にのぼります。

 これらを考えると、学校だけが成長の場ではなく、多様な成長のあり方が認められる必要があると考えます。また、学校外で子どもの育ちを自発的に支えてきたフリースクール・居場所には、いまだ公的支援がありません。そして高等部の子どもたちへの通学定期も適用されないなど、多くの経済的困難や不利益を抱えています。

 幸い、本年五月、「フリースクール環境整備推進議員連盟」が超党派で立ち上がり、まずは高等部通学定期の適用実現にむけて、精力的な取り組みがなされ始めました。

 私たちは、このことを大きく評価し、これを機会にさまざまな不登校の子どもの権利前進と、親の会やフリースクール支援が行なわれるよう期待しています。

 また、これらの取り組みと共に、この国が長い間とり続けてきた学校復帰を前提とする不登校政策を見直し、真に子どもの最善の利益に立ち、子どもの気持ちや意志を尊重し、学校外の多様な選択も保障していく政策への転換を求めます。このことが、今なお私たちが苦しめられている、不登校についての世間の誤解、偏見、差別をも変え、社会からの疎外感・孤立感や不信感も変えていくことにつながりましょう。

 今日、青少年・若者の刺傷事件が続いていますが、この陰に、幼稚園・保育園、小中高校時代に本当に一人の人間として大切にされないまま育ち、自己存在への否定感を抱え、なおかつ格差的な就労構造の中で生きる価値を見失い、やり場のない思いが一挙に事件につながる姿を感じます。

 その上、昨今の教育政策は、子どもをますます成績競争にあおり、遊びや休息を奪い、ストレス化する方向で、子どもにのしかかってきています。これでは学校に苦しんで不登校になる子が後を絶たないでしょう。

 子どもが学校でも家庭でも安心して育ち、自他をかけがえのない存在と感じ、未来への希望をもって生きていけるような不登校政策の実現を心から要望いたします。

二〇〇八年八月三日     

NPО法人 登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
電話 03―3906―5614 
メール info◎futoko−net.org   

NPО法人 フリースクール全国ネットワーク     
電話 03―5924―0525
メール info◎freeschoolnetwork.jp   
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2008年06月07日

合宿チラシPDFデータ

ご案内のチラシは、全国ネットワーク事務局までご連絡いただけましたら、送付いたします。

PDFデータは、下記でもダウンロードできます。ご利用ください。
(ファイルサイズが大きいのでご注意ください)

■1ページ(PDF、978KB)

■2ページ(PDF、929KB)

■3ページ(PDF、1025KB)

■4ページ(PDF、677KB)
posted by ぴょろりん at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報

JTBより、航空機申込のご案内

佐賀か・・・飛行機が・・・と思っているあなた!

今回の合宿企画をサポートしていただいているJTBさんが、そんなあなたのために、飛行機チケットの手配を、割安料金で手配していただけることになりました。

「羽田」「セントレア」「伊丹」の各空港と「長崎」間のチケットです。

空港と会場の間のアクセスは、全国ネットで無料送迎バスを用意しています。

ぜひご利用いただき、お申し込みください。


以下、JTBからのご案内です。
(合宿のお申し込みと別に、直接JTBへの申込書送付・入金が必要になりますので、ご了承ください。)
(航空機チケットの予約・申し込みについては、全国ネット事務局ではお答えできませんので、直接下記JTBまでお問い合わせください。)
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ご案内チラシ(PDF、425KB)

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※以下は、チラシの内容を再編集しています。以下の内容とチラシの内容に相違があった場合、チラシの内容を優先します。
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登校拒否・不登校を考える夏の合宿2008
【航空券申込みのご案内】


 この度、「登校拒否・不登校を考える夏の全国合宿」の開催にあたり、航空券での移動を伴う参加者様へ、「(株)JTB九州久留米支店」が、ご案内をさせて頂くことになりました。

 ご参加の皆様が安全・快適に大会プログラムを終了していただくため、お手伝いをさせて頂く所存でございます。是非お誘いあわせの上、多数の皆様がご利用くださいます様、ご案内申し上げます。

◆別紙の参加申込書に必要事項を記入の上、下記要領でお申込み下さい。

設定日  平成20年8月2日(土)、8月3日(日)

申込記号 日 航路 便名 料金
★行き(8月2日)
(1)8/2 羽田空港(7:35)→長崎空港(9:25) JL1841 19,500円
(2)8/2 伊丹空港(7:55)→長崎空港(9:10) JL2371 16,000円
(3)8/2 中部国際空港(8:05)→長崎空港(9:30) ANA371 18,000円
★帰り(8月3日)
(4)8/3 長崎空港(18:55)→羽田空港(20:35) JL1854 22,000円
(5)8/3 長崎空港(18:30)→伊丹空港(19:35) JL2378 17,000円
(6)8/3 長崎空港(18:05)→中部国際空港(19:25) ANA374 19,000円

※各箇所催行最小人員5名様

※満席になり次第締切りとさせて頂きます。

※長崎空港、福岡空港から会場までは主催者様より無料バスをご用意しております。(往復)

※無料バスをご利用の方もお申込用紙をお送り下さいませ。定員になり次第締切とさせて頂きます。

※お取消しによる、ご返金(お振込み)については、下記の取消料金を引かせていただきます。 

 14日前まで無料、13〜10日前3,000円、9〜2日前6,000円、当日9,000円

◆申込先
 株式会社JTB九州久留米支店
 「登校拒否・不登校を考える夏の全国合宿2008」係
 〒830-0042 福岡県久留米市東町25-2 アーバンスクエア久留米ビル1F
 TEL0942-39-3115 FAX:0942-39-4099
 担当:執行(シギョウ)
 (営業時間)月〜土曜日/10:00〜18:00  日・祝/休業

◆申込方法    FAXまたは郵送にてお願い致します。

◆申込締切    平成20年6月30日(月)必着

◆変更取消方法
 お申込後、変更・取消が生じた場合は申込書に変更・取消を明記の上、FAXまたは郵送にてお送り下さい。(お電話での受付は致しません)

◆確認書送付
 平成20年7月11日(金)までに確認証等を送付させていただきます。

◆支払方法
 上記、確認証等を送付させていただく際に、請求書を同封いたしますので下記の口座へ平成20年7月4日(金)までにお振込み下さい。
 銀行振り込みにおける手数料は、各自ご負担頂きますようお願い致します。
posted by ぴょろりん at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報

2008年05月04日

2008年全国合宿ホームページです

 今年は8月2・3日の日程で、佐賀県嬉野(うれしの)温泉にて開催!

 参加募集が始まりました。このページで最新情報をお届けします。
 ときどきチェックしてみてください。
posted by ぴょろりん at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報

ごあいさつ

 私たちの全国ネットワークは、80年代半ばから自発的に各地で誕生し始めた親の会や居場所を結び、1990年に活動を開始しました。以来19年間、相互の交流や学び合い、支え合いをしながら、緩やかに連携してきました。とりわけ夏の全国合宿は子どもも親も多数参加され、出会って楽しんだり、悩んでいることを確かめたり、元気の源となってきました。
 私たちの全国ネットワークも、活動をより充実させ、子どもの状況を変えていけるよう特定非営利活動法人=NPO法人化に踏み切りました。この夏の合宿はNPO法人としての初の全国合宿となります。
 今年は幸い、佐賀の皆さんが現地実行委員会をお引き受けくださいました。九州での開催は2002年鹿児島以来6年ぶりです。由緒ある温泉、佐賀ならではの有明海や吉野ヶ里遺跡も楽しみながら、つながりあう中で、新しい気づきに出会ってみませんか。
 多くの皆さんのご参加を心よりお待ちしています。
NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク代表理事 奥地圭子

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 夏の全国合宿をお受けしたものの、私たちの親の会は発足して7年足らずの会で、まだまだこれからです。皆様の力を借りて、この会が開催できますことをうれしく思います。これをご縁に九州、そして全国の仲間とつながりあっていければと願っております。
 「がばいばあちゃん」の佐賀を感じてもらいながら、楽しく交流と学びができればと思います。
 “やかない きてくんしゃい!!”(どうぞお出かけください)
現地実行委員会委員長 山口由美子
posted by ぴょろりん at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報